「真ーmachineー心」インストアイベント
トーク&サイン会
自主盤倶楽部
「よろしくお願いします」
「はーいっ」
「これと、これです」
「ぎんいろー(サインを書く)。(マイナス人生オーケストラと書きながら)……強く生きてくださいねえ」
「(強く生きてくださいね……?)」
「(にこにこ)」
「これ……、これ見て、なんか、いろいろ、頑張り、ます」(これを話す間ハルさんが手を止めてこっちを見ている)
「(サイン書き再開)うん……、強く生きてくださいねえ」
「……あ、の、ハルさんが、ハルさんがホモでも、すきです……(笑)」
「(笑う)」
「(ハンマーカンマーって書いてるけどハンマーカンマーってなんだろう……?)」
「指紋つかないようにしなきゃー……(笑)」
「指紋……(笑)別についても……(笑)」
「……はいっ、これ、くっつかないように気を付けてね!強く生きてくださいね(にこにこ)」
「ありがとうございました(ぼんやり)」
こんな感じだったと思う。強く生きてくださいねと三度言われた、はず。終わってから我慢しきれなくて泣きながら新宿を歩いた。雨で良かった。傘をさせたから。届かないのに、優しくて、すきで、すきで、どうしようもなくて、よく分からない。ずるい。うん、ずるい。ずるいひと、です。無責任に生きてください、なんて言わないで。
私はハルさんへの手紙に変なこと、というか、苦しいこととか、書きません。楽しいこととか明るいこととか嬉しいこととかだけをいっぱい詰め込みます。だけど昨日は、要約すると、ハルさんが以前生きろよだか死ぬなよだかおっしゃってくださったのに社会生活が無理すぎてだめかもしれません、次会うときまで生きられるかなあ、みたいなクソメンヘラの文章をつい少し書いてしまって、でももし私が本当に死んだらそれをハルさんが知る術はないから書いておこうと思って書いたわけなのだけど、なんか、そんなことを言われてしまって、いつもみたいに、すきです、ありがとうございます、じゃなくて、そんなことを言われてしまって、私は。偶然なんだろうけど嬉しかった。私が私だと分かるなんてことがあると思えない。
表現者としてもすきだけど、同時に人としてもすきなだけで、知らないことばかりだけどたぶん私は全部容認してしまうし、世界中が敵になっても味方になってしまうのではないか。私はハルさんのような人が私の生活圏に存在していたらよかったのに、と思ってしまう。でもそれは恋愛したいとかではない。ただ、そういう生き方を私も知りたかったからそう思うだけだ。
何も好きになりたくないのに、また好きになってしまって、同じ事を繰り返す自分を愚かだと思う。
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